つれづれなるままに…(久保)
思いもかけないSTAY HOMEは、私たちにいろいろなものを残していきました。マイナスが多いように思いますが、プラスもないわけではありません。私にとって一番のプラスはと言えば、思うままに「手紙を書く習慣」が復活したことです。
遠くさかのぼる小学校低学年の時に、初めて文通というものを始めました。相手は離れて住む従妹です。以来転校すれば前の学校の友人に、社会人になればお付き合いの手紙を差し上げたりと、常に便箋と封筒が手元にある生活でした。
その後は子育ての忙しさとメールの普及で、ついついそんな習慣も遠のいていましたが、そこにこのSTAYHOME。ムクムクとお手紙熱が再燃したのです!
まずは便箋と封筒を手に入れました。以前と違って選んだのは「縦書き用」です。かな交じり文の日本語には、やはり縦書きがしっくりきます。そうなると筆記具は万年筆が欲しくなりましたが、慣れるまではコスパ重視で…。今は週1~2通のサイクルで「心にうつりゆくよしなしごと」を綴っています。ペン習字でも習おうかな。